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か ご あ み 絲 kagoami - ito

About かごあみ絲について

かごあみ絲(いと)

北海道の中でもとりわけ豊かな森林に恵まれた町で、かごを編んでいます。 主な材料はチサマザサ、オニグルミやシラカバなどの樹皮。自ら山に入って厳選し、素材を研究しながら製作を続けています。 かご編みを始めたのは、"日本の農村の伝統的な手仕事が失われてはいけない"との想いから。また、一時ヨーロッパで過ごした時に感じた心地よい時の流れが絲の礎になっています。植物が育つリズムに寄り添い、自然を編んだかごは、使う人が大切にしたい時間を作り出してくれる存在であってほしいと思います。

Feature 3つの特徴

  • 01

    つつみこむ形

    かごのある暮らし
    ひとつひとつ少しずつ表情が違って、見方によっては不恰好。ちょっとお手入れの手間もかかる天然素材のかご。 それでいて、置かれた場所で静かにさりげなく、中のモノや使う人の暮らしをつつみこむように支えてくれる存在。 そんなかご達をなるべく現在の暮らしにfitするようにかたちを変化させながら、変わらずにあり続けたい。
  • 02

    手から手へ伝わる

    ここからつながる仕事
    笹かごの基本を教えてくれたおじいちゃん先生は、笹ヒゴをつくる際に手元を見ない。 「だって見えないからね。でもかわりに手が覚えてるから大丈夫。」 日々の反復の中で、少しずつ師の動作を理解しながら自分の中に取り込んでいく。 この手を誰かの手に繋ぐその日まで。
  • 03

    自然の流れとともに

    生まれること生み出すこと
    山や森から素材を分けてもらえる時間は、ほんの一瞬。 毎年巡る季節は同じようにみえて少しずつ違うこともしばしば。 はじめたころ、収穫のタイミングを”待つ”ことに感じていた焦りは
いつのまにか、愛おしさにかわっていた。かごをあむことは、自然の流れに身を任せること。

Material 3つの素材

BAMBOO

チシマザサ

水に強くて軽い、 暮らしの味方
雪深い地域に育つ大型の笹の一種。長い冬の間も雪に潰されない粘り強さを持ち、主にりんごやじゃがいもの収穫に活躍してきました。水切りかごや麺ざるとして水回りでの使用も可能で、屋内外問わず活躍できる素材です。
BIRCH

シラカバ樹皮

明るい色味と柔らかな肌触り
昔から焚きつけの材料として使われてきたシラカバ樹皮は、個体差も大きく木によって表情が全く違います。 しっとりした温かみのある肌触りで、北欧ではパンかごやカバン、履き物にも使用されてきました。北欧の気候と近い北海道の暮らしに、とても合う素材です。
WALNUT

オニグルミ樹皮

使うほどに出てくる艶と味
こっくりと深い茶色が独特なオニグルミの樹皮の内側は、シルバーががった表面と組み合わせて編むことで、さまざまなパターンを生みだすことが可能です。 色味の特徴から男性にも人気の素材で、主にバッグや収納用のかごに使います。 触れる回数が多いほど、どんどん艶が増して味の出る素材です。

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